国立がん研究センターによるコーヒーの摂取と死亡リスクの関連調査結果です

コーヒーの効果
コーヒーを飲むと死亡リスクが下がる!?
国立がん研究センターのコーヒーと死亡リスクの関連調査によると、
コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことが分かったそうです、1日1~2杯でも効果があり15%の低下がみられたようです。
コーヒーを1日3~4杯飲む人の場合、心疾患死亡では36%、脳血管疾患死亡では43%、呼吸器疾患死亡では40%の低下がみられたそうです。
死亡リスク低下の要因は、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血糖値を改善し、血圧を調整する効果がある上に、抗炎症作用があるためといわれています。
また、コーヒーに含まれるカフェインが血管内皮の機能を改善する効果があるのと、気管支拡張作用があり、呼吸器機能の改善効果があるのではないかと言われています。
米国の調査機関では特定のがんに効果が認められたようですが、残念ですがこの調査では特定のがんに関する調査は行われなかったようです。
しかし、すくなくともコーヒーが全がんの死亡リスクを増加させる傾向は無かったようです。

(出展 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター)

みなさん、ホッとするコーヒータイムを1日に数回作っていただき、健康で豊かな生活を送ってください。
死亡リスクを低減するとはいえ、くれぐれも飲み過ぎには気を付けてください。